セルフエクササイズに活用できる!寝ながら出来るペットボトルを使ったリハビリ体操【中級編】

今回は、自宅のセルフエクササイズとしても準備しやすいペットボトルを使用したリハビリ体操「中級編」をご紹介します。デイサービスに通われるご利用者様に、自宅でできるセルフエクササイズとしてご紹介してみてはいかがでしょうか。

背臥位でできる個別機能訓練をしよう 〜胸郭部〜

早速、寝ながら出来るペットボトルを使ったリハビリ体操をご紹介していきます。
まずは、背臥位での胸郭周辺のトレーニング方法からのご紹介です。
こちらの運動では胸の筋肉はもちろんですが、肩関節や肩甲骨の動きも必要となります。

【注意点】
反動を使ったり、肩をすくめたりして行うと効果が半減しますので、ゆっくりと行うようにします。

背臥位でできる個別機能訓練をしよう 〜肩甲骨編〜

続いて、肩甲骨の動きに着目した運動方法のご紹介です。

ペットボトルの重りを使用し、インナーマッスルを効果的に刺激します。

ペットボトルの重さはご利用者様の能力に応じて、容量の調整が容易ですので、代償動作の抑制にもなります。
特にインナーマッスルのトレーニングでは、肩をすくめたり、反動をつけて行うと効果が半減してしまいますので、効果的に行うためにも適切な方法と重量の設定を行いましょう。

側臥位でできる個別機能訓練をしよう 〜肩・肩甲骨のエクササイズ〜

続いては側臥位でのトレーニング方法です。

こちらも先ほど同様、肩関節や肩甲帯の可動性が求められるものであり、かつ胸郭を大きく開く運動方法となっています。

遠心性収縮を意識した側臥位ストレッチをしよう

こちらでは側臥位でのストレッチ方法の紹介です。

こちらの運動は先ほど紹介しましたトレーニング方法にも共通する内容がありますので、ご了承ください。また、ストレッチですので、ゆっくりと遠心性収縮を意識し、行うことが大切です。

様々な姿勢で取り組むリハビリ体操をご紹介

こちらの運動では、体幹の回旋運動や体幹の抗重力肢位を保持しますので、回旋筋、腹斜筋、腹直筋、脊柱起立筋、半棘筋などに効果的です。

腰痛の方や脊柱疾患系の方には胸腰椎の回旋・捻転が加わりますので、腰痛の有無や既往歴の確認をしましょう。
方法としては、ゆっくりと行い、反動を付けないように行いましょう。

いかがでしたか。今回は寝ながら出来る、ペットボトルを使用したリハビリ体操【中級編】をご紹介しました。
プラットホームでの運動として、もしくは自宅での自主訓練として活用して頂けたら幸いです。
せっかく運動をするなら、日々異なる運動を楽しく提供していきたいものです。

「Selfbox」では、この他にも難易度別や道具別、姿勢別などの運動もご用意しております。
宜しければ是非そちらも参考にして頂けたらと思います。

この記事は、医療・医学に関する理解・知識を深めるためのものであり、特定の治療法・医学的見解を支持・推奨するものではありません。この記事の情報を用いて行う行動は、利用者ご自身の責任において行って頂きますようお願い致します。
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